【Mリーグ】(2018年10月30日 第1回戦)麻雀格闘倶楽部vsABEMASvsフェニックスvs雷電

2018年10月30日 第1回戦

 

麻雀格闘倶楽部(前原雄大)VS ABEMAS(多井隆晴)VS
フェニックス(茅森早香)VS 雷電(黒沢咲)

 

寿人が回復しチームポイントも上昇。チームガラクタ総帥が登場。
波に乗れそうで乗れない、チーム雷電。黒沢トップで上位に食い込めるか?
まだトップとはいえチームポイントが急降下ABEMAS。ラスボス多井予告連戦。
プラスポイントがまだない茅森。初トップが欲しい。

 

東1局(親 前原)ドラ 發

前原(多井からロン上がり)中 赤1 2900点

6順目に黒沢、8順目に多井がリーチに出る。
前原、茅森も仕掛けてテンパイを入れていたが、
茅森は多井のあたり牌をつかんでオリに回る。
多井が前原のあたり牌をつかんで放銃。

前原4人テンパイから上がりをものにしたのは大きい。

 

東1局(親 前原)1本場 ドラ 9ピン

多井(前原からロン上がり)リーチ タンヤオ ピンフ 3900点 1本場 300点

黒沢、ドラ2赤2あるがまとまりにくい手牌。
先制リーチは多井、タンピンの3.6ピン待ち。
前原が、四暗刻をテンパイしリーチ宣言牌が多井に放銃。

 

東2局(親 多井)ドラ 5索

黒沢(前原からロン上がり)白 ドラ2 赤1(満貫)8000点 

 

東3局(親 黒沢)ドラ 8萬 カンドラ 4索

茅森(前原からロン上がり)リーチ ドラ 赤2 裏ドラ1(満貫)8000点

前原6順目、タンヤオ、ツモリ三暗刻のリーチに出る。
次順、赤2枚使いの茅森もテンパイ1.4索待ち追いかけリーチ。
前原が茅森のあたり牌を掴んで放銃。

前原がまたバラマキはじめた。誰が得をするかで順位が決まる?

 

東4局(親 茅森)ドラ 2萬

黒沢(茅森からロン上がり)中 北 赤2(満貫) 8000点 

黒沢、中、北トイツ、赤2のチャンス手を貰う。
北を鳴き、4順目テンパイ。
茅森が黒沢のあたり牌、中をつかんで放銃

黒沢が1枚目に切られた中をスルーしたことが大成功、茅森は、無警戒で中を切った模様。

 

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南1局(親 前原)ドラ 北

茅森(ツモ上がり)北 ドラ3(満貫) 4000点 2000点

 

南2局(親 多井)ドラ 7萬

多井 テンパイ 流局

 

南2局(親 多井)1本場 供託1 ドラ 4索

茅森(前原からロン上がり)リーチ タンヤオ ピンフ 一盃口 ドラ2 赤1 裏ドラ1(倍満) 16000点 1本場 300点

9順目、親の多井が七対子テンパイ東待ちでリーチ。
しかし多井の東は、同じく七対子に向かっている黒沢に2枚持たれてすでにジュンカラ。
茅森がタンヤオ一盃口ドラ1赤1でテンパイ。間5索待ちダマテン。
黒沢も七対子テンパイ。茅森のあたり牌5索待ちに取る。ダマテン。
同順、前原が茅森、黒沢のあたり牌5索を暗刻にし8索待ちテンパイも四暗刻が見えるためダマテン。
これで5索が無くなり、前原以外の3人の待ちがジュンカラに。
同順、茅森が間5索待ちから5.8索待ちに手替わり、リーチに出る。
茅森のリーチ宣言牌の7索を前原が仕掛け、トイトイのテンパイに取り直し、8索を茅森に放銃。

前原、面前の一盃口テンパイから仕掛けてトイトイのテンパイ取りはいかがなものか?
ツモらなければ点数も変わらないし、トイトイに移行した時切らなければいけない8索は
茅森だけでなく黒沢にも危険牌。
どうせ8索を放銃するのであれば四暗刻をテンパイしたときの方が納得できるし点数も見合う。

前原のバラマキで利したのは茅森。これは茅森初トップ見えたか?

 

南3局(親 黒沢)ドラ 3萬

茅森(ツモ上がり)リーチ ツモ ドラ2 裏ドラ1(満貫) 4000点 2000点

茅森、前局の上がりでダントツトップに立ち、今局2着黒沢の親番を流せばほぼトップ確定の状況。

終盤、茅森ドラ2の3メンチャンリーチに出る。
同順、親の黒沢から親満の追いかけリーチが入る。
茅森が黒沢に打ち込めばトップ逆転まであったが、黒沢一回もツモルことが出来ずに茅森ツモ。

あがり牌の枚数は2人共変わらなかったが茅森が制す。
黒沢は終盤仕掛けてテンパイ取りせず、面前にこだわり親満リーチに仕上げたのはお見事。

 

南4局(親 茅森)ドラ 8ピン

黒沢(茅森からロン上がり)中 ドラ1 赤1 3900点 

トップ茅森60300点、2着黒沢32000点、3着多井22300点、4着前原-14600点

2着、3着が約1万点差、多井は満貫で2着浮上。どうなる?

多井、ホンイツトイトイ、もしくは清一色を見据えて仕掛ける。
最終的に清一色に向かったが、ホンイツトイトイにしていればツモっていた。
黒沢が最終版、役牌を仕掛けテンパイ。
茅森が黒沢に放銃。順位変動なし。

 

茅森うれしい初トップ。
前原からの恩恵に一番ありつけたのは茅森だった。
全体的に黒沢と茅森に赤やドラ、好配牌、好ツモが入っていたので、
2人の勝負だったが、南3局で茅森がリーチ勝負で勝ったところで勝負あり。
黒沢は終始、赤があろうが、ドラがあろうが役牌を一鳴きせず自分のスタイルを貫いて上がりに結びつけたのは誰もまねできない。お見事。
多井は珍しく存在感なし、前原は存在感ありすぎ(笑)

 

1. 茅森(フェニックス)56400点
2. 黒沢(雷電)35900点
3. 多井(ABEMAS)22300点
4. 前原(麻雀格闘倶楽部)-14600点

 

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