【Mリーグ】(2019年2月5日 第1回戦)風林火山vsABEMASvs雷電vsパイレーツ

2019年2月5日 第1回戦

風林火山(滝沢和典)VS ABEMAS(多井隆晴)VS
雷電(萩原聖人)VS パイレーツ(朝倉康心)

オールスター勢ぞろいで麻雀ファンにとって夢のような対局。対局者達はチームポイントを考えながらの勝負になるが、この対戦だけは何も考えずにスターの麻雀を楽しみたい。

 

東1局(親 滝沢)ドラ 6索

萩原(ツモ上がり)リーチ ツモ ピンフ ドラ1(満貫)4000点 2000点

萩原好配牌から5順目3.6.9索待ちフリテンリーチに出る。
萩原ツモ。

 

東2局(親 朝倉)ドラ 7ピン

朝倉(ツモ上がり)タンヤオ ドラ 1000点オール

 

東2局(親 朝倉)1本場 ドラ 3索

朝倉(萩原からロン上がり)發 ドラ2 5800点 1本場 300点

朝倉、發暗刻の好配牌。
朝倉仕掛けてテンパイ2.5索待ち。
萩原が5索を切って朝倉に放銃。

 

東2局(親 朝倉)2本場 ドラ 4索

朝倉(ツモ上がり)リーチ ツモ ピンフ ドラ1 赤1 裏ドラ1(跳満)6000点オール 2本場 200点オール

萩原先制テンパイ、間5索待ちダマテン、のちに間7索待ちに変化。
朝倉テンパイ、2.5萬待ちリーチに出る。
朝倉赤5萬ツモ。
朝倉、山に1枚しかない赤5萬をツモリ跳満まで伸ばして5万点越えの断トツトップ。

 

東2局(親 朝倉)3本場 ドラ 發

萩原 テンパイ 流局

朝倉ドラの發トイツのチャンス手。
中盤萩原テンパイ2.5ピン待ちリーチに出る。
流局。

 

東3局(親 多井)4本場 供託1ドラ 7索

多井 テンパイ 流局

萩原仕掛けて清一色テンパイ、6萬と2萬のシャンポン待ち。
多井も仕掛けてピンズのホンイツテンパイ、西と中のシャンポン待ち。
萩原がピンズを掴み多井に切り切れずオリ。流局。

 

東3局(親 多井)5本場 供託1 ドラ 3ピン

滝沢 テンパイ 流局

なんと朝倉、珍しいチーの晒し間違え!3索と7索をさらして2索を鳴いた!
朝倉あがり放棄、卓上にさらされた3索と7索があり得ない光景で場が和んだ。(笑)

 

東4局(親 萩原)6本場 供託2 ドラ 3ピン

多井(ツモ上がり)リーチ ツモ 赤1ドラ1(満貫)4000点 2000点 600点オール

中盤萩原ペン3索待ちでテンパイもテンパイ取らず。
狙い通り、白を暗刻にして7.8萬待ちでリーチに出る。
多井もテンパイ、6.9索待ち追いかけリーチ。
勝負のリーチ合戦は、どうなる? 朝倉も4萬単騎でテンパイ、ダマテン。
多井がツモ。

1牌1牌ツモに力が入った対決は多井の勝ち。

 

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南1局(親 滝沢)ドラ 1索

滝沢(多井からロン上がり)リーチ 赤1 3900点

滝沢テンパイ2.5索待ちリーチに出る。
多井、メンチン一盃口テンパイ、間4萬待ち。
多井が2索を掴み滝沢に放銃。

 

南1局(親 滝沢)1本場 ドラ 4ピン

多井 テンパイ 流局

 

南2局(親 朝倉)2本場 ドラ 8萬

朝倉 多井 滝沢 テンパイ

 

南2局(親 朝倉)3本場 供託2 ドラ 白

多井(ツモ上がり)白 ドラ3(満貫)4000点 2000点 3本場 300点オール

多井ドラ暗刻の超好配牌、仕掛けて3順目テンパイ、6索単騎待ち。
あっさり多井ツモ。

 

南3局(親 多井)ドラ 中

滝沢(萩原からロン上がり)ピンフ 1000点

朝倉テンパイ。
滝沢もテンパイ5.8萬待ちダマテン。
萩原がドラ2赤2のチャンス手になるが面子選択で裏目を引きテンパイのがし。
赤5索を引いたところで8索を切り滝沢に放銃。

滝沢が1000点で流してオーラスへ。
萩原はチャンス手をのがしてしまい厳しい展開になる。

 

南4局(親 萩原)ドラ 南

多井(ツモ上がり)タンヤオ ツモ 1000点 500点

トップ朝倉41500点、2着多井40300点、3着滝沢14200点、4着萩原4000点

トップ争いが1200差、どちらのチームにとっても大事な一局。
多井タンヤオテンパイ、2索単騎待ち。
滝沢がドラの南を仕掛けて満貫テンパイ、2.5索待ち。
多井力強く2索ツモ。トップ逆転。

こんなに力のこもった500、1000を久しぶりに見た。

 

やっぱりカリスマは強いんだな~。
勝負所で勝ちきれるうまさと強さ、そして目には見えない持ってるものが違うのか。
最後多井にツモられ、対局終了後目を閉じた朝倉の悔しさは計り知れない。
始まったころは楽しく見ていたMリーグも残り試合が少なくなるにつれて、毎試合笑いあり、涙ありのドラマの連続。
ABEMASは4位に浮上し、3位のパイレーツとほぼ変わらないポイントに。
2回戦は直接対決で明暗が分かれるか?それとも大混戦のまま次戦に持ち越しか?
そして雷電は、本当に厳しくなってしまったが残り試合全トップで望みをつないでほしい!

 

1. 多井(ABEMAS) 42300点
2. 朝倉(パイレーツ) 41000点
2. 滝沢(風林火山) 13700点
4. 萩原(雷電) 3000点

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