Mリーグ(2018年11月19日 第2回戦)ドリブンズvs風林火山vs麻雀格闘倶楽部vsパイレーツ

2018年11月19日 第2回戦  

 

ドリブンズ(鈴木たろう)VS 風林火山(滝沢和典)VS 麻雀格闘倶楽部(佐々木寿人)VS パイレーツ(石橋伸洋)

 

3連勝中のゼウス、絶好調で4連勝を目指す。 内容は悪くないのにラスをひいてしまった寿人、連戦でリベンジへ。 チーム成績ダントツトップの風林火山、安定感抜群の麻雀で独走態勢へ。 この前までトップが見えていたパイレーツ、いつのまにか4位ボーダー付近に転落。  

 

東1局(親 寿人)ドラ 1索

たろう 寿人 テンパイ

たろうが6順目七対子テンパイ、3ピン待ちリーチに出る。 寿人が攻め続け終盤、七対子ドラ2テンパイ、北待ち追いかけリーチ。 流局。

たろう、早いテンパイから勢いのまま3ピン待ちにしたが、待ち牌選択をしていればあがりがあったかも。 足止めリーチにも見えたが、やっぱり寿人は止まらなかった。

 

東2局(親 たろう)1本場 供託2 ドラ3索

たろう 石橋 滝沢 テンパイ 流局

滝沢6順目に七対子ドラ2のテンパイ、3索待ちリーチに出るがドラは石橋に暗刻の為ジュンカラ。 親のたろうと、ドラ3の石橋が危険牌を押し勝負に出る。 3人がテンパイの中、寿人もたろうのあたり牌である東を切ればテンパイが取れるが切らない。 3人共上がれず流局。

 

東2局(親 たろう)2本場 供託3 ドラ 6索

たろう(ツモ上がり)リーチ 一発 ツモ 赤1 ドラ1 裏1(跳満)6000点オール 2本場 200点オール

滝沢5順目テンパイ、3.6索待ちリーチに出る。 親のたろう、間6索待ちで追いかけリーチ。 たろう、一発ツモ。

たろうの勢いが止まらない。 滝沢の待ち3.6索は2枚づつ残っていたが、同じ待ちのドラの6索は一発でたろうのもとに。 滝沢たまらない。

 

東2局(親 たろう)3本場 ドラ 4萬

寿人(ツモ上がり)リーチ 一発 ツモ 中 ドラ1 赤1 裏ドラ2(倍満)8000点 4000点 3本場 300点オール

たろうと石橋が仕掛けて前に進めるがテンパイせず。 終盤先制テンパイは寿人、中と2索待ちシャンポンリーチ。 2索は場に2枚切れの為、あがり牌は中のみ。 一発で中をツモ。

え?なんと!片割れしかない待ちを一発ツモ、裏を乗せて倍満?強い。

 

東3局(親 寿人)ドラ 7ピン

石橋(ツモ上がり)ツモ 500点 300点

滝沢、赤2枚使いのピンフ二盃口が見える手牌。 圧倒的に滝沢が有利かと思ったが、たろうが仕掛けて2.5萬テンパイ。 石橋もテンパイするが、役なし間4索ダマテン。 次順、石橋ツモ。

滝沢、チャンス手がテンパイすらできないままけられてしまう。きつい展開。

 

東4局(親 石橋)ドラ 6索

石橋(寿人からロン上がり)タンヤオ ドラ1 2900点 

 

東4局(親 石橋)1本場 ドラ 2萬 カンドラ 1ピン

滝沢(石橋からロン上がり)リーチ ドラ3(満貫)8000点

親の石橋、1シャンテンの整った配牌をもらう。 2順目、4ピンを切り、ペン7ピン待ちへの布石を打ち罠を張ったが、 早い順目なのでペン7ピン待ちを払って4ピンを起点にいい待ちへの変化を期待する方が、 常套のように思うがどうなるか。 滝沢4順目、4索を暗槓しカンドラが2枚乗りドラ3になったところでペン7萬待ちリーチに出る。 石橋は5ピン6ピンとツモが来て、4ピンを残していれば6.9索待ちテンパイが取れていた。 結局、6索をひいて上がりのがしとなってしまった形で、間7ピン待ち追いかけリーチ。 石橋が7萬を掴み、滝沢に放銃。

完全に7ピン待ちの策略が裏目。

 

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南1局(親 滝沢)ドラ 6ピン

寿人(ツモ上がり)白 赤1 1000点 500点

 

南2局(親 たろう)ドラ 4ピン

滝沢(たろうからロン上がり)七対子 ドラ2 6400点

石橋、南トイツ、ドラ2のチャンス手を貰い仕掛けを入れ早々に1シャンテン。 役牌の南も仕掛けテンパイするがジュンカラ。 滝沢、受けながらも七対子ドラ2をテンパイ、9萬待ちダマテン。 たろうが同じく七対子をテンパイし、待ち選択で9萬を切り滝沢に放銃。

 

南3局(親 寿人)ドラ 1萬 カンドラ 1索

寿人 石橋 テンパイ 流局

 

南3局(親 寿人)1本場 供託1 ドラ 2萬

寿人(ツモ上がり)トイトイ 1300点オール 1本場 100点オール

滝沢、ピンフ赤2のチャンス手を貰い4順目テンパイ、2.5ピン待ちリーチに出る。 山に6枚残り。 寿人はリーチを受け東を落として回り、結果的に親満のあがりのがしになる。 もう一度、仕掛けを入れトイトイで1ピン単騎のテンパイ。 次順寿人ツモ。

滝沢、またもや山に沢山待ちが残っていながら上がれず。 寿人の麻雀はお化け。

 

南3局(親 寿人)2本場 ドラ 7

たろう(ツモ上がり)タンヤオ ツモ ドラ1 赤1(満貫)4000点 2000点 2本場 200点オール

 

南4局(親 石橋)ドラ 2萬

寿人(ツモ上がり)リーチ 一発 ツモ 赤2(満貫)4000点 2000点

トップたろう40100点、2着寿人35000点、3着滝沢20000点、4着石橋4900点 トップ争いは、5200点差。

寿人、ダブリーチャンスの配牌だったがトップまでの点数が足りないため、2シャンテン戻し。 6順目、トップ条件を満たすテンパイ、3.6ピン待ちリーチに出る。 一発ツモ。

トップ逆転。

 

寿人が、勢いに乗るたろうの4連勝を阻止し逆転トップ。 寿人、たろうとも終始ツモが良かったが今回の寿人は神がかり的な上がりが多かった。 お化けのようなうち筋で強引にもぎ取ったトップ。 とにかく強すぎた。 滝沢はチャンス手がことごとくツモれず空振り。 石橋もドラの多いチャンス手は入っていたが、早い段階から仕掛ける場面が多く、面前に仕上げていたらもう少し勝負になっていたのではないか?

 

キーワード 「高速拍手」 滝沢があがったとき、実況席にまで聞こえた高速拍手。 チームメイトの勝又が放ったであろう高速拍手は定評があるという。

 

1. 寿人(麻雀格闘倶楽部) 43000点
2. たろう(ドリブンズ) 38100点
3. 滝沢(風林火山) 18000点
4. 石橋(パイレーツ) 900点

 

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