ガイドブックには載っていない細かな情報やお得情報が知りたいという方に、台北で実際に体験したこと、リアルに感じたことをもとに台北人気スポットに関するお得な情報をご紹介します。
九 份
千と千尋の神隠しのモデルの一つといわれる建物は日本でも有名です。
ノスタルジックな建物達と、屋台グルメの食べ歩き、レストランで食事が楽しめます。
昼間は目の前に海が広がり美しい景色を堪能できますし、夕暮れ時はサンセット、夜はライトアップされたレストランや建物、提灯たちが広がる幻想的な景色とさまざまな顔を見せてくれる場所です。
【歴史】
もともとは9世帯のみの小さな集落でしたが、1890年に金鉱が見つかったためゴールドラッシュが巻き起こり人口は3万～4万人まで増えにぎやかな街になりました。
しかし1971年に金脈が枯渇したため閉山すると急速に衰退。
1989年に映画「悲情城市」のロケ地に使用され九份の情緒たっぷりの街並みに注目が集まり一大観光名所になりました。
【九份までのアクセス】
九份は海沿いの山の上にあり、台北市内からは約1時間20分～30分。
個人で行く場合は台北駅から電車で瑞芳駅へ約40～60分、タクシーに乗り換えて混んでいなければ15分程度です。
タクシーでは山の一本道を登って行きますので、一番観光で込み合う夜は渋滞にあう可能性があります。
料金メーターがあがるのをドキドキ見ながら向かうより、ツアーバスに乗って目的地までゆっくり過ごせた方が気持ちも体も楽。個人的にはオプショナルツアーを申し込む方をおススメします。
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【九份中心部】
九份に到着するとカフェや土産物屋などが並ぶ狭くて急な階段を上ります。
上部写真にある通りせいぜい2.3人が通れる程度の対面通行。
山の上には展望スペースがありますがそれほど広くありません。
夜はゆっくり夜景を楽しむというよりは写真を取ったら次の人と交代するくらい混雑しています。
通路でも混雑時はゆっくり止まって写真を取る余裕はないので歩きながら写真を取る感じになりますが、ライトは煌びやかで異国情緒たっぷりですので是非千と千尋の世界を体験してください。
夜 市
基本情報でも書きましたが台北市民は外食か、食事を購入して家に持ち帰って食べるのが一般的。
夜市は台北市民の台所なのでいたるところに存在します。
お祭りの屋台のようにズラッと並んでいて食べ物はもちろん、洋服や雑貨、お土産に懐かしの屋台ゲームなど大人も子供も楽しめる空間となっています。
【夜市基本情報】
基本は道端や歩きながらの立ち食いか、料理を買って持ち帰りますが、店によってはテーブルとイスが用意されている場合もあります。
但し席数は少なく狭いので夕食時間帯は満杯状態、お祭り気分で食べ歩いたり遊んだりする目的の方が良いでしょう。
夜市の料理はとても安く日本円で100円～500円程度で食べられるものがほとんどです。
【代表的な夜市】
・士林夜市
アクセス：MRT淡水信義線「剣潭駅」徒歩1分
台北ではもっとも代表的で巨大な夜市です。
地上と地下で構成させており、地上は食べ歩きができるような軽食、スイーツをはじめ、洋服や雑貨、屋台ゲームなどが立ち並んでいます。
地下は長いフードコートになっておりたくさんのお店が並んでいます。
地下通路は2.3人が通れる程度で中にはテーブルやいすが用意されているお店もありますがとても狭いです。
士林夜市名物と言えば「豪大大鶏排」の巨大クリスピーチキン、駅から夜市に入るとすぐ入口に屋台が見つかります。お店はB1のフードコート内にもあります。
とても大きいので1人で食べるとそれだけでお腹いっぱい。
屋台では大きいチキンを食べやすいようにカットしてもらえるので複数人でシェアして食べることもできます。
尚、揚げたチキンに香辛料を振り掛けるかどうか聞かれますので、台湾独特の香辛料の味「八角系」が苦手な人は振り掛けない方がいいと思います。
もう一つは「大頭龍」の鶏肉飯、茹でた鶏肉を細かく割いて鶏汁と鶏油のたれをご飯にかけた伝統的なごはん。お店はB1のフードコート内にありますので台湾ごはんの味を是非ご賞味ください。
・饒河街観光夜市
アクセス：MRT松山新店線の松山駅から徒歩5分
士林夜市と並ぶ2大夜市の一つです。
饒河街観光夜市は台北中心部に近く士林夜市のように地下はありませんがこちらもかなり広い夜市になっていて食事、洋服、雑貨、屋台ゲームすべてそろっています。
饒河街観光夜市名物は、「胡椒餅」外がカリッとしたパン生地肉まんという感じ、駅から夜市に入るとすぐ入口に屋台が見つかります。
中の肉あんに特徴があり、胡椒と香辛料で少々辛くお肉たっふり。
日本で売っている肉まんの倍くらいの大きさがあるので食べごたえ十分です。
ローカル麵やスイーツもたくさんあるのでいろいろな店の商品を食べ歩いてみてください。
個人的には台北中心部から近く、大きな夜市で品揃えも豊富なことから饒河街観光夜市が一番おすすめです。
台北101
欧米の一流ブランドがずらりと並ぶ高級ショッピングセンターと台北中心部が一望できる展望台が見どころです。
【アクセス】
ＭＲＴ淡水信義線 台北101/世賀駅からすぐ
【グルメ＆ショッピング】
台北101のB1～5Fまではショッピングモールになっています。
一流ブランド品からパイナップルケーキや台湾工芸、台湾コスメなどお土産に最適な商品が購入できます。
いろいろな種類の台北101オリジナル商品も多数揃っていますのでお土産を購入するには最適な場所です。
バラマキ土産は89F展望室で売っている台北101オリジナルチョコレートがおススメ。
【展望台】
野外展望台（地上390ｍ）と室内展望台（地上382ｍ）があり野外展望台は天候により不定期開放です。
料金はNT$500でビル5Fにあるチケットカウンターで入場券を購入します。
世界最速のエレベーターで展望階（89F）に向かうと台北市街地の街並みが広がります。
大パノラマを是非堪能してください。
【展望レストラン】
ビルの85Fと86Fは台湾料理やイタリア料理の展望レストランになっています。
展望レストランは予約が必要なのでフラッと入って食事をすることはできません。
オフィスビル側の入り口からエスカレーターで2階にある専用カウンターで予約したレストランと予約者名を告げ、確認が取れた時点でエレベーターに案内されます。
60Fでエレベーターを乗継ぎ予約したレストランのフロアに向かってください。
故宮博物院
北京の紫禁城や中央博物院から持ち出した文物と独自に収集した収蔵品は約60万点。
中国工芸美術品の収蔵レベルは世界最高峰といわれています。
広い敷地に大きな建物は秘宝を見て回るだけでなく、外観を散歩するだけでも気持ちがいい。
ここでしか見れないお宝もたくさんあるので、中国文化や歴史、秘宝に興味のない方も是非立ち寄ってみてください。
（入場料NT$250）
【アクセス】
ＭＲＴ淡水信義線 士林駅から車で10分
【グルメ＆ショッピング】
気軽に入れるカフェや香港スタイルの飲茶レストランから一流ホテルリージェント台北がマネジメントする中国料理まで幅広い分野の料理を楽しめます。
土産物は博物館にちなんだ中国の工芸品を模したものが多く揃っており、マグカップや箸置き、手鏡、ノート、スマホケースのようなお土産品から壺や置物など中国秘宝のレプリカまで幅広く販売しています。
忠正記念堂
中華民国の初代総統として君臨した蒋介石の功績をたたえるため創建された記念公園。
【アクセス】
ＭＲＴ淡水信義線・松山信店線 中正記念堂駅からすぐ
【忠正記念堂基本情報】
台北市街地にありながら敷地面積は25万㎡という広大な敷地は旧日本軍の軍用地後です。
蒋介石の資料館も設置されており中国と台湾の時代背景や日本との歴史を学ぶことができます。
政治色が強い建物のイメージがありますが白亜の建造物と広大で整った庭園は圧巻。
歴史も学べて、素晴らしい景色が堪能できます。
敷地内は庭園のようになっており散歩コースとしてもおススメ、但し春から秋にかけては日差しが強いため飲み物の準備や日焼け対策は必要。
龍山寺（パワースポット）
【アクセス】
ＭＲＴ板南線 龍山寺駅から徒歩5分
【龍山寺基本情報】
龍山寺では如来、菩薩、月下美人など数多く祭られていますのでお参りも台北独特。
線香7本とろうそく2本を購入し、神様に自己紹介と祈願をして一体一体お参りをしていきます。
最後に是非台湾式おみくじを引いてみてください。半円系の杯筊を2つ投げ表と裏が出たらおみくじをしてOK（3回まで挑戦可能）という台湾独特のものです。
そして多種類のお守りも販売していますので購入してみてはいかがでしょうか？
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