【Mリーグ】(2018年10月29日 第1回戦)ドリブンズvs麻雀格闘倶楽部vsフェニックスvsパイレーツ

2018年10月29日 第1回戦

 

ドリブンズ(村上淳)VS 麻雀格闘倶楽部(佐々木寿人)VS
フェニックス(近藤誠一)VS パイレーツ(石橋伸洋)

 

初トップから2連勝そして役満まで出し、お祭り状態だった寿人。勢いそのまま突っ走るか?
チームメイトの小林、朝倉が初トップを取り絶好調。石橋続けるか?
ドリブンズ、いつの間にかチーム成績5位に転落。村上、浮上のきっかけをつかんでほしい。
魚谷、茅森が成績を伸ばせない中、気を吐く好調の近藤、お父さん頑張って!

 

東1局(親 村上)ドラ 5萬

石橋(村上からロン上がり)發 ドラ1 赤1 3900点

手牌が整っている石橋、鳴きを入れて両面テンパイ。
中盤、仕掛けていた近藤もテンパイ、親の村上は七対子テンパイでリーチに出る。
親の足止めリーチのようにも見えたが、石橋の足は止まらず、
村上が、石橋のあたり牌をつかみ放銃。

 

東2局(親 石橋)ドラ 3萬 カンドラ 4萬

寿人(ツモがり)リーチ ツモ タンヤオ 赤2 裏3(倍満)8000点 4000点 

親の石橋、仕掛けてあがりに向かうがなかなか手が進まない。
近藤が、三色確定の間8萬待ちリーチに出る。
同順寿人が近藤のあたり牌8萬を引き入れ暗刻にし、追いかけリーチ。
これにより、近藤のあがり牌8萬がジュンカラ。
2順後、寿人赤5ピンツモ。そして裏ドラが8萬、3枚乗り倍満。

先週の絶好調をキープ。赤牌ツモ、裏3。またもやお祭り状態?

 

東3局(親 近藤)ドラ 6ピン

近藤(ツモ上がり)リーチ ツモ ピンフ ドラ1 2600点オール

 

東3局(親 近藤)1本場 ドラ 北

石橋(寿人からロン上がり)タンヤオ 赤2 3900点  1本場 300点

寿人が配牌で1シャンテン、中盤テンパイし2.5萬待ちリーチに出る。
石橋も仕掛けて間6萬待ちテンパイ。
村上もドラ2赤1の七対子テンパイで追いかけリーチ。
寿人が石橋のあたり牌6萬をつかみ放銃。

山にあがり牌がたくさん残っていた寿人があがれず、勝ったのは石橋。
これだから麻雀は分からない。
トップ寿人が放銃したことで、全体的に点差が詰まった展開に。

 

東4局(親 寿人)ドラ 9萬

村上(ツモがり)リーチ 一発 ツモ ピンフ 2600点 1300点 

配牌で赤2の寿人、チャンス手を貰うがツモが効かない。
一方石橋は、順調にツモが伸び中が暗刻の赤1テンパイ、ダマテン。
途中、中をツモるが暗槓せず、ダマテン継続。
村上は単騎待ちでテンパイするが待ち選択の為ダマテン。
2.5ピン待ちに変化したところでリーチ。
村上一発ツモ。

村上の読みが鋭い。3.6ピン待ちは拒否し、次順2.5ピン待ちに変化したところでリーチ。
山読み大成功。圧巻。

ラスの村上があがったことにより、トップからラスまで約13000点差の大接戦に。

 

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南1局(親 村上)ドラ 9萬

近藤(ツモ上がり)(満貫) 4000点 2000点

 

南2局(親 石橋)ドラ 2索

寿人 村上 テンパイ 流局

寿人また好配牌。ダブリーチャンスの手をもらうが、
最初にテンパイしたのは村上、他3者も勝負に行きたい手牌。
石橋、近藤がオリに回る中、寿人がテンパイし追いかけリーチに出るが流局。

 

南3局(親 近藤)1本場 供託1 ドラ 1ピン

近藤 村上 テンパイ 流局

 

南3局(親 近藤)2本場 供託3 ドラ 3ピン

村上(ツモ上がり)リーチ ツモ タンヤオ ピンフ ドラ1 赤1(跳満)6000点 3000点 2本場 200点オール

トップの近藤34500点、4着村上14700点と20000点差の中で4人がひしめいている状況。
この点差で、供託3本は大きい。誰が制するのか?

終盤、全員テンパイしない中、最初にテンパイしたのは村上。
他3者は最終盤の為、おりに向かう。
村上、最後のツモ番で高めツモ。

ラス目の村上が跳満を上がったことによりトップに立つ。

 

南4局(親 寿人)ドラ 7ピン

石橋(寿人からロン上がり)リーチ 七対子 ドラ2(満貫)8000点 

トップ村上30300点、2着近藤28300点、3着寿人25400点、4着石橋16000点

誰にでもトップのチャンスがある点差。
トップ目村上の手牌がいまいちの為、引き気味の進行に。
近藤、仕掛けてホンイツの単騎待ちテンパイ。
寿人も仕掛けてテンパイ。
石橋は3着寿人と約10000点差の為、七対子ドラ2の手を作りテンパイ。
ドラの7ピン待ちリーチに出る。
テンパイしている寿人が掴み放銃。

やっぱり寿人、ドラを止めずに出しちゃった。
3着、ラスが入れ替わり石橋が3着浮上。

 

この半荘は、4人全員が一局ごとにトップが入れ替わる珍しい展開。
誰がトップでもおかしくなかったけれど、東2局で倍満を上がった寿人がラスになるとは、想像ができなかった。
全員が簡単にトップを走らせない戦いぶりが見事だった半荘。

 

1. 村上(ドリブンズ) 30300点
2. 近藤(フェニックス) 28300点
3. 石橋(パイレーツ) 24000点
4. 寿人(麻雀格闘倶楽部) 17400点

 

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