Mリーグ(2018年11月15日 第2回戦)ドリブンズvsABEMASvs雷電vsパイレーツ

2018年11月15日 第2回戦

 

ドリブンズ(鈴木たろう)VS ABEMAS(多井隆晴)
雷電(瀬戸熊直樹)VS パイレーツ(小林剛) 

 

たろうが久々のトップを取り、これからゼウスの逆襲が始まる?
まだ、ラスをひいていない多井と小林が登場。
ゼウスが復活した今、どちらかが初めてのラスをひく可能性が高い。
最終局で倍満をあがり、2着浮上の勢いを持って瀬戸熊連戦。

 

東1局(親 多井)ドラ 9索

たろう(多井からロン上がり)リーチ 一発 ピンフ 赤1 裏ドラ1(満貫)8000点 

多井、萬子の多い配牌。7.9索以外はすべて萬子になるが9索はドラ。
中盤、多井がテンパイし間8索待ちリーチに出る。
同順、たろうもテンパイし5.8ピン待ちダマテン。
終盤、たろうがツモ切りの追いかけリーチに出る。
多井、一発でたろうのあたり牌5ピンを掴み放銃。

多井ならば萬子の清一色に行くと思っていたが、待ちの悪い間8索待ちでリーチに行ったのは親の足止め?
仕掛けてでも清一色に行っていたら、状況は随分変わっていたと思う。

 

東2局(親 たろう)ドラ 白

たろう(小林からロン上がり)白 ドラ3(満貫)12000点

たろう、配牌でドラの白がトイツのチャンス手を貰い、7順目には白と6ピンのシャンポン待ちテンパイ。ドラの白なら出上がりできるが手替わり待ちの為ダマテン。
同順、仕掛けてテンパイしていた小林が白を切って放銃。

あまりに早いたろうのダマテンに小林があっさりドラの白を切ってしまったが、
これは事故。仕方がない。
それより、たろうの配牌やツモがすばらしすぎる。

 

東2局(親 たろう)1本場 ドラ 5ピン

瀬戸熊(小林からロン上がり)リーチ 赤2 裏ドラ3(跳満)12000点 1本場 300点

 

東3局(親 小林)ドラ 南

瀬戸熊(ツモ上がり)リーチ ツモ タンヤオ ピンフ 赤1 裏1(跳満)6000点 3000点

たろう、配牌バラバラから国士無双に向かうも途中で断念。
仕掛けを入れ、トイトイ、ドラ2のテンパイ。南と1萬のシャンポン待ち。
終盤、瀬戸熊にテンパイが入り3.4.6.7.9索の5メンチャン待ち。フリテン。
待ちの良さからリーチに出る。
瀬戸熊ツモ。

このあがりで瀬戸熊がトップに立ち、小林は箱下へ。

 

東4局(親 瀬戸熊)ドラ 北

小林(ツモ上がり)リーチ ツモ ピンフ 赤1 2600点 1300点 

 

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南1局(親 多井)ドラ 中 カンドラ 5ピン

小林 テンパイ 流局

たろう、仕掛けて早い順目でテンパイ。2索7ピンのシャンポン待ち。
中盤小林にテンパイが入り5.8萬待ちリーチに出る。
たろう、小林のあたり牌5萬を掴み一旦まわる。
今度は5萬を使い切り4.7萬待ちテンパイに復活したが最後のツモで8萬を掴みオリる。
流局。

たろうの回し打ちがお見事。粘りながらも5.8萬はビタ止め、さすがゼウス。

 

南2局(親 たろう)1本場 供託1 ドラ 2索

たろう テンパイ 流局 

 

南2局(親 たろう)2本場 供託1 ドラ 7索 カンドラ 9萬 8ピン

小林(ツモ上がり)リーチ ツモ 赤1 裏3(跳満)6000点 3000点 2本場 200点オール

 

南3局(親 小林)ドラ 東

瀬戸熊(ツモ上がり)リーチ ツモ 裏1 2000点 1000点

ラス目の多井が赤2のチャンス手を貰う。
瀬戸熊7順目3.6索待ちテンパイが入りリーチに出る。
多井、瀬戸熊のあたり牌3.6索が浮いている形。
チャンス手だけに勝負に出たいが3.6索を切らずに使い切る形で手を進める。
終盤、瀬戸熊ツモ。

多井の守備力はハンパじゃない。
最初から3.6索待ちと読んでいたような打ち回し。

 

南4局(親 瀬戸熊)ドラ 北

たろう(ツモ上がり)リーチ ツモ 三色 赤1 裏ドラ1(跳満)6000点 3000点

トップ瀬戸熊45500点、2着たろう36500点、3着小林13500点、4着多井4500点

トップ争いは、たろうが満貫ツモ条件、ラス争いは、多井が満貫ツモで3着。

小林が南を仕掛け早上がりに向かう。
たろう、多井共に着順アップの為満貫を目指す難しい手作り。
たろう、中盤高め三色のテンパイ5.8索待ちテンパイ。
瀬戸熊からの、高め5索の直撃以外トップ逆転とはならないためダマテン。
終盤、瀬戸熊がおりた為、直撃が難しくなりリーチをかけ高めツモに賭ける。
同順、多井も七対子ドラ2のテンパイが入り1萬待ち追いかけリーチ。
たろうが高めの5索をツモってトップ逆転。

 

たろうの逆転トップで、2連勝。
終始、瀬戸熊、たろうが手牌のアドバンテージをものにしてあがりを重ね、
小林、多井はなかなか勝負にならない展開。
小林は一時箱下まで行ったのに最終的には3着フィニッシュ。
逆に、瀬戸熊は最後の逆転負けは感じが悪い。
きっちり満貫ツモ条件の手を作ったたろうがすばらしかった。
さすがにMリーガー最強トッププロ4人の対決は面白い。

 

1. たろう(ドリブンズ)49500点
2. 瀬戸熊(雷電)39500点
3. 小林(パイレーツ)10500点
4. 多井(ABEMAS)500点

 

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