Mリーグ(2018年11月29日 第2回戦)風林火山vsABEMASvsフェニックスvsパイレーツ

2018年11月29日 第2回戦  

 

風林火山(滝沢和典)VS ABEMAS(松本吉弘)VS フェニックス(魚谷侑未)VS パイレーツ(石橋伸洋)

 

茅森から魚谷へバトンタッチ、他3人は連戦。前回は松本劇場、今回は誰?  

 

東1局(親 松本)ドラ 7ピン

松本(ツモ上がり)リーチ 一発  3900点 

松本、中盤テンパイ、1.3.6ピン待ちリーチに出る。 同順石橋も七対子テンパイ。待ちを1ピンか北かの選択で北待ちに取り、 1ピンを切って松本に一発で放銃。

 

東1局(親 松本)1本場 ドラ 7萬

松本 テンパイ 流局

 

東1局(親 松本)2本場 ドラ 白

魚谷(石橋からロン上がり)リーチ 裏ドラ1  2600点 2本場 600点 

石橋、ドラの白がトイツのチャンス手を貰い、役牌の北を1順目から仕掛ける。 中盤、魚谷が6.9索待ちリーチに出る。 石橋もドラの白を暗刻にし、間8索待ちテンパイを入れる。 石橋、6索をツモり5.8索に待ちを変え9索を魚谷に放銃。

 

東2局(親 魚谷)ドラ 2萬 カンドラ 白

魚谷 滝沢 石橋 テンパイ 流局

 

東2局(親 魚谷)1本場 供託2 ドラ 5ピン

石橋(ツモ上がり)タンヤオ 赤1 1000点 500点 1本場 100点オール

 

東3局(親 滝沢)ドラ 6索

滝沢(松本からロン上がり)リーチ 一発 タンヤオ ピンフ ドラ1(満貫)12000点 

松本、好配牌を貰い、仕掛けて満貫の間5索待ちテンパイが入る。 滝沢も、テンパイ2.5萬待ちリーチに出る。 松本が5萬を掴み、一発で滝沢に放銃。

 

東3局(親 滝沢)1本場 ドラ 發

松本(石橋からロン上がり)リーチ タンヤオ 赤1 5200点 1本場 300

石橋、中盤七対子テンパイ、5萬待ちダマテン。 松本もテンパイ3.6ピン待ちリーチに出る。 石橋が6ピンを掴み、勝負に出て松本に放銃。

 

東4局(親 石橋)ドラ 9ピン

石橋 滝沢 テンパイ 流局

 

東4局(親 石橋)1本場 ドラ 3索

滝沢(ツモ上がり)東 トイトイ 赤1(満貫)4000点 2000点 1本場 100点オール

 

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南1局(親 松本)ドラ 8索

石橋(松本からロン上がり)白 1000点

 

南2局(親 魚谷)ドラ 7索

石橋(魚谷からロン上がり)ピンフ ドラ1 赤2(満貫)8000点

石橋好配牌を貰う。 中盤、仕掛けていた松本が2.5索待ちテンパイ。 石橋もテンパイし6.9ピン待ちダマテン。 次順、魚谷が9ピンを石橋に放銃。

石橋技ありのダマテン。 これで石橋が魚谷をかわし2着に浮上し魚谷は2着からラスに転落。

 

南3局(親 滝沢)ドラ 2索

魚谷 テンパイ 流局

親の滝沢、萬子のホンイツ七対子が見えるが、テンパイまで時間がかかる形。 石橋、松本はピンフの形、滝沢がドラを切ったことにより他者が滝沢のホンイツに反応し手をゆがめる。 滝沢に萬子と字牌が切りづらくなり全員ノーテン気配に。 最後に魚谷がテンパイを入れ1人テンパイ。

魚谷が粘って1人テンパイはさすが。 これにより、魚谷が3着浮上、松本がラスに転落。

 

南4局(親 石橋)1本場 ドラ 東

石橋 テンパイ 流局

トップ滝沢43700点、2着石橋25600点、3着魚谷17000点、4着松本13700点 3着争いが3300点差。

石橋前回は手牌を伏せて2着確保を選択したが、今回はテンパイ宣言し親番続行。

 

南4局(親 石橋)2本場 ドラ 1索

石橋(滝沢からロン上がり)リーチ ピンフ ドラ1 5800点 2本場 600点

トップ滝沢42700点、2着石橋28600点、3着魚谷16000点、4着松本12700点

滝沢、仕掛けてテンパイ、3.6萬待ち。 石橋もテンパイが入り、3.6索待ちリーチに出る。 滝沢が6索を掴み石橋に放銃。

滝沢ここで勝負をかけたが直撃の放銃に珍しく顔がゆがむ。

 

南4局(親 石橋)3本場 ドラ 8萬

石橋 テンパイ 流局

トップ滝沢36300点、2着石橋35000点、3着魚谷16000点、4着松本12700点 トップ争い1300点差。

石橋の1人テンパイにより石橋が滝沢をかわしトップに立つ。

 

南4局(親 石橋)4本場 ドラ 1索

滝沢(ツモ上がり)中 發 ドラ3 赤1(跳満)6000点 3000点 4本場 400点オール

トップ石橋38000点、2着滝沢35300点、3着魚谷15000点、4着松本11700点 トップ争いが2700点差、3着争いも3300点差。

滝沢、仕掛けて6順目テンパイ、単騎待ち。 7順目、石橋もテンパイが入り5.8索待ちリーチに出る。 滝沢、仕掛けているため手牌4枚。 単騎待ちでテンパイをキープしながら石橋に勝負していく。 滝沢、5.8萬に待ちが変わったところで全ツッパ。 滝沢ツモ。

紙一重の戦いを制したのは滝沢。

 

途中、滝沢のトップは堅いと思われたが、南4局でこんなにしびれる展開になるとは。 滝沢のゆがんだ表情や、石橋、魚谷の溜息、緊張感漂う南場は見ごたえ十分。 4人の心情が画面から伝わってきて映画を見ているようで素晴らしい対局だった。

 

1. 滝沢(風林火山) 49500点
2. 石橋(パイレーツ) 30600点
3. 魚谷(フェニックス ) 11600点
4. 松本(ABEMAS) 8300点

 

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