Mリーグ(2018年11月30日 第1回戦)ドリブンズvs風林火山vs麻雀格闘倶楽部vs雷電

2018年11月30日 第1回戦  

 

ドリブンズ(村上淳)VS 風林火山(勝又健志)VS 麻雀格闘倶楽部(佐々木寿人)VS 雷電(黒沢咲)

 

トップに返り咲いた風林火山と2位ドリブンズの直接対決。制するのはどっち? 長い間、下位争いを繰り返してきた雷電と麻雀格闘倶楽部。 最近好調の雷電は4位まで浮上、一方麻雀格闘倶楽部は-300ポイント超えの断トツラス。 予選後半戦、巻き返しをはかりたい。

 

東1局(親 村上)ドラ 南

村上(ツモ上がり)リーチ ツモ 1000点オール

 

東1局(親 村上)1本場 ドラ 南

黒沢(ツモ上がり)白 中 ドラ2 赤1(満貫)4000点 2000点 1本場 100点オール

村上以外は好配牌。 黒沢、白がトイツでドラ2赤1、1枚目の白は鳴かず面前で進め中もトイツに、そして白は面前で暗刻なる。 黒沢、中を仕掛けてテンパイ3.6ピン待ち。 寿人もテンパイが入り、間2索待ちリーチに出る。 黒沢が寿人のリーチに対し一発目で危険盃の赤5萬を切り勝負。 次順、黒沢ツモ。

黒沢のセレブ打法さく裂。 ドラ2赤1を持っていて白を一鳴きしないなんて・・さすがセレブお見事な満貫上がり。

 

東2局(親 勝又)ドラ 4索

勝又 テンパイ 流局

 

東2局(親 勝又)1本場 供託1 ドラ 9ピン

寿人(勝又からロン上がり)リーチ ドラ1 赤1 5200点  1本場  300点

 

東3局(親 寿人)ドラ 8萬

寿人 村上 テンパイ 流局

寿人が好配牌を貰い、中盤三色確定のペン7萬待ちでリーチに出る。ジュンカラ。 村上も七対子の西待ちテンパイで追いかけリーチ。ジュンカラ。 流局。

黒沢が、西をトイツで持っていたため2件リーチに対し、 安牌のつもりで切ってしまうかと思ったが切らない。 村上の切り順を見て七対子と読み切り、西が本命だと思い止めたのだということ。 黒沢の雀力がハンパじゃない。

 

東3局(親 寿人)1本場  供託2 ドラ 9索

寿人(ツモ上がり)ダブ東 赤1 2000点オール 1本場 100点オール

 

東3局(親 寿人)2本場 ドラ 白

寿人 テンパイ 流局

7順目寿人が3.6萬待ちテンパイ、リーチに出る。 黒沢もチャンス手だが一発でドラの白をひいてまわる。 流局。

寿人リーチのみの手で他社のチャンス手をつぶし1人テンパイ。

 

東3局(親 寿人)3本場 供託1 ドラ 9ピン

黒沢(村上からロン上がり)リーチ 赤1 2600点  3本場 900点

村上、役牌とドラをポンし早くも6順目満貫テンパイ。5.8萬待ち。 次順、黒沢もテンパイし4.7ピン待ちのリーチに出る。 村上が7ピンを掴み黒沢に放銃。

 

東4局(親 黒沢)ドラ 3萬

村上(勝又からロン上がり)リーチ 一発 七対子 赤1(満貫)8000点

村上、6順目七対子テンパイ。中の地獄待ち。 勝又が中を一発で放銃。

勝又、安牌として残しておいた中を一発で放銃とは厳しい。 村上は早いリーチに対し待ちが1枚しかない地獄待ちに取らなくても良いところ、 あえて勝負に出て勝った。お見事。

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南1局(親 村上)ドラ 中

村上(ツモ上がり)中 ドラ3 赤1(満貫)4000点オール

村上、ドラの中がトイツのチャンス手。 終盤、村上が仕掛けて3.6.9萬のテンパイ。フリテン。 寿人にもテンパイが入り2.4.5索待ちリーチに出る。 村上ツモ。

村上、寿人をかわしトップに立つ。

 

南1局(親 村上)1本場 ドラ 9ピン

勝又(ツモ上がり)リーチ ツモ 海底 赤2(満貫)4000点 2000点 1本場 100点オール

 

南2局(親 勝又)ドラ 南

勝又(ツモ上がり)タンヤオ 700点オール

黒沢7順目テンパイ、3.6ピン待ちリーチに出る。 勝又も仕掛けてテンパイ、5.8索待ちテンパイ。 次順、待ちを6索単騎に変えるが、上がりのがし。 しかし、3.4.5ピンに待ちを変え勝又がツモ。

 

南2局(親 勝又)1本場 ドラ 8ピン

勝又 黒沢 テンパイ 流局

黒沢5順目テンパイ、4.7索待ちリーチに出る。 勝又もテンパイ、4.7索待ちテンパイ。ダマテン。 流局。

黒沢の早いリーチを受けて、勝又のうち回しがすばらしい。 早いリーチが2連続で空振りの黒沢は厳しい。

 

南2局(親 勝又)2本場 供託1 ドラ 5萬

黒沢(村上からロン上がり)七対子 ドラ2 赤1(満貫)8000点 2本場 600点

中盤、村上テンパイ間3ピン待ちリーチに出る。 黒沢が村上のあたり牌3ピンを重ね七対子テンパイ、9索待ちダマテン。 村上が9索を掴み黒沢に放銃。

黒沢がトップに浮上、村上が3着に転落。

 

南3局(親 寿人)ドラ 西

黒沢(ツモ上がり)白 赤1 1000点 500点

 

南4局(親 黒沢)ドラ 9索

勝又(ツモ上がり)リーチ ツモ ドラ3 裏ドラ2(跳満)6000点 3000点 

トップ黒沢38500点、2着寿人25900点、3着村上20400点、4着勝又15200点

勝又、着順アップの為点数を考えながら手牌の進行。 中盤、村上がテンパイし1.4ピンのシャンポン待ち。 ドラを暗刻の手に仕上げた勝又もテンパイ6.7ピンのシャンポン待ち、ダマテン。 間8ピンに待ちが変化したところで追いかけリーチに出る。 勝又ツモ。

勝又一気に2着に浮上。

 

危なげない戦いを魅せた黒沢がトップ逃げ切り。 最後は劇的な逆転2着を飾った勝又。 東場と南場ではジェットコースターのような展開に。 村上、寿人もいいあがりがあっただけに3.4着はなんとなく感触が悪い。

 

1. 黒沢(雷電) 32500点
2. 勝又(風林火山) 28200点
3. 寿人(麻雀格闘倶楽部) 22900点
4. 村上(ドリブンズ ) 16400点

 

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