【Mリーグ】(2018年10月18日 第1回戦)麻雀格闘倶楽部vsフェニックスvs雷電vsパイレーツ

2018年10月18日 第1回戦

 

麻雀格闘倶楽部(高宮まり)VS フェニックス(近藤誠一)VS
雷電(萩原聖人)VS パイレーツ(朝倉康心)

 

チーム最下位の麻雀格闘倶楽部、持ち前の爆発力を発揮できるか?
本日で5回目の登場萩原、そろそろ待望のトップなるか?
パイレーツ朝倉、技術の高さは随所に見えるもののいまだトップなし。
開幕から3連勝の権利があるのは近藤だけ。記録を作れるか?

 

東1局(親 近藤)ドラ 3ピン

萩原(朝倉からロンあがり)タンヤオ ドラ3 赤1(満貫)8000点 

朝倉好配牌をもらう。
萩原、ドラや赤が多い手牌。
普段なら面前リーチを狙いそうだが、鳴きを入れ字牌を落としタンヤオドラ3赤1のテンパイ。

朝倉、手牌の形がかなりいい1シャンテンから萩原に放銃。

 

東2局(親 朝倉)ドラ 4ピン

萩原(ツモあがり)リーチ 一発 ツモ 七対子 赤1(跳満) 6000点 3000点

萩原7順目、七対子テンパイ。
待ち牌選択で1枚切れの南か初牌の東で東待ちにしてリーチに出る。
見事、東を一発でツモあがり。

萩原の七対子の精度はすごい。
7順目でテンパイに持ち込む牌の残し方、待ち取り、山読みが完璧。お見事。

 

東3局(親 萩原)ドラ 8索 カンドラ 1萬

朝倉(ツモあがり)リーチ ツモ ドラ1 赤1(満貫)4000点 2000点

朝倉、4順目にカンチャン待ちテンパイ即リーチ。
親の萩原、三色を狙いリーチに対し危険牌を押していく。
高め三色をテンパイするもテンパイ打牌が切れないと読み、三色を崩し安全な単騎待ち。
2順後、朝倉ツモ。

結果は一緒でも、萩原には三色のテンパイが入ったらリーチにいってほしかった。
三色のテンパイを取らないならば、わざわざ危険牌を押していかなくてもベタおりで良かったのでは。

 

東4局(親 高宮)ドラ 東

近藤 テンパイ 流局

 

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南1局(親 近藤)1本場 供託1 ドラ 5萬

近藤(朝倉からロンあがり)リーチ タンヤオ ピンフ 赤1(満貫)12000点  1本場300点

朝倉、好配牌から先制リーチに出るが親の近藤から追いかけリーチが入る。
同順、高宮も朝倉のあたり牌を使い切り追いかけリーチ。
朝倉、高宮ともに2.5索待ち。2.5索はまだ山に多数、近藤の待ち牌は1枚。
その一枚を、朝倉がつかみ放銃。

 

南1局(親 近藤)2本場 ドラ 3ピン

萩原(近藤からロンあがり)リーチ 一発 ピンフ ドラ1 赤1 裏ドラ1(跳満)12000点  2本場 600点 

朝倉またもや配牌とツモがすばらしく6順目にテンパイ。
待ちを良形にするためダマテン。
2順後、5面チャンのテンパイでリーチに出る。
親の近藤も仕掛けてテンパイ。
悪い配牌から半分オリ気味に進めていた萩原にもテンパイが入り追いかけリーチに出る。
3人の争いとはいえ、待ちの良さから朝倉の5面チャンの勝ちかと思われたが、
近藤が萩原のあたり牌を一発でつかみ放銃。
朝倉、毎回いい手牌なのにあがりが遠い。苦しい戦い。

 

南2局(親 朝倉)ドラ 東

朝倉 テンパイ 流局

朝倉またもや好配牌、3メンチャンと両面の1シャンテンがなかなかテンパイせず。
10順目にやっとテンパイが入り親満確定リーチ。
他者もベタおりせずに見事な回し打ちを見せるが流局。
朝倉またもやチャンス手があがれない。

 

南2局(親 朝倉)1本場 供託1ドラ 5索

近藤(朝倉からロンあがり)北  赤1  2000点

朝倉、またもや素晴らしいチャンス手で先制リーチ。
近藤が一発消しで仕掛けテンパイ。
同順朝倉が近藤のあたり牌をつかみ放銃。

朝倉、またチャンス手あがれず、逆に放銃。

 

南3局(親 萩原)ドラ 中

高宮(ツモあがり)リーチ ツモ ピンフ 赤1 裏1(満貫)8000点

 

南4局(親 高宮)ドラ 3ピン

高宮 近藤 テンパイ 流局

トップ萩原48600点、2着近藤26000点で、3着高宮25000点、4着朝倉400点

2着争いが、1000点差。
早い上がりで終局したい、萩原、近藤、連荘しトップまで見たい高宮、
素点を回復したい朝倉。結果はどうなる。

高宮、役牌が2つ、赤1のチャンス手を貰う。
役牌1鳴きせず大物手狙いを見せるが2枚目が出てしまい、仕掛けて役牌赤1のテンパイを入れる。
萩原も、仕掛けてホンイツの見える手ではあるが高宮の危険牌を押せずテンパイを逃す。
終盤、近藤が高宮の危険牌を勝負し、純チャン三色のテンパイ。ダマテン。
萩原から直撃でトップ逆転だが、次順高宮のあたり牌をつかみ純チャン三色をあきらめテンパイ取りに変更。

近藤の技が光った一局。
結果的に萩原が勝負にいっていたらホンイツをあがって終局だった。

 

南4局(親 高宮)1本場 ドラ 1ピン

朝倉(ツモあがり)リーチ 一発 ツモ ピンフ タンヤオ 三色 赤2(倍満) 8000点 4000点

萩原好配牌をもらい、3順目役なしテンパイ。
役をつけてダマテンにしたい萩原だが、単騎待ちのままなかなかピンフにならない。
そこに、朝倉、高め三色のリーチに出る。
単騎待ちでテンパイしていた萩原、北単騎で追いかけリーチ。
朝倉が一発で高め三色の7萬をツモ。倍満。

今までの上がりを全部集約したような美しい倍満ツモ。
順位は変わらないものの、最後にあがれてよかった。

萩原の北単騎の追いかけリーチはなぜ。
オーラス断トツトップ目から危険を冒してラスの朝倉のリーチにかぶせる必要は全くない。

 

萩原逃げ切って、待望のトップ。
まだ萩原の魅せる麻雀全開ではないがひとまずほっと一息。
朝倉は終始手が入っているのに全く成就せず酷い展開からやっと最後に倍満のあがり。
近藤、高宮も、巧みな打ち回しはお見事。

 

1. 萩原(雷電)42000点
2. 近藤(フェニックス)23400点
3. 高宮(麻雀格闘倶楽部)18400点
4. 朝倉(パイレーツ)16200点

 

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