2018年11月5日 第1回戦
雷電(黒沢咲)VS パイレーツ(石橋伸洋)
亜樹、2連勝中で個人成績も2位に浮上。初のMリーグ3連勝なるか?
波に乗れそうで乗れない雷電。黒沢が流れを変えられるか?
チーム成績は回復傾向にあるドリブンズ。村上トップで完全復活?
一気に上位へパイレーツ。石橋はそろそろ2回目のトップが欲しい。
東1局(親 石橋)ドラ 發
亜樹(ツモ上がり)リーチ ツモ 1000点 500点
東2局(親 村上)ドラ 2索
石橋(亜樹からロン上がり)發 ドラ1 2000点
東3局(親 亜樹)ドラ 4萬 カンドラ 7索
亜樹 黒沢 テンパイ
黒沢、ドラ3の8萬待ちダブルリーチに出る。
次順、ドラの4萬を引いて暗槓。
黒沢が4順目に5萬をツモ切ったことによりスジの8萬が出やすくなりそうだが、
5順目には村上と石橋に2枚ずつ持たれ山には残っていない。
亜樹が、回りながら七対子のテンパイを取る。
流局。
黒沢、跳満ダブルリーチの空振りは痛い。
4順目に、5萬の筋牌になったにもかかわらず、
8萬を切らなかった村上、石橋の受けの強さを素晴らしいというべき。
最後に、テンパイを取り親番を維持した亜樹の粘りもお見事。
東3局(親 亜樹)1本場 供託1 ドラ 發
黒沢(村上からロン上がり)發 トイトイ ドラ3(跳満)12000点 1本場 300点
村上、ペン7萬待ちのダブルリーチさく裂。
黒沢はリーチを受けたがドラの發が重なったことによりまっすぐ手を進める。
ツモが伸びて四暗刻1シャンテンから、仕掛けを入れトイトイテンパイ。
村上がドラの發をつかみ黒沢に放銃。
村上、まさかのダブリーから12000点の放銃。
今回はダブリーに対し、黒沢がひるまずに勝負に向かったからこそ上がりが発生。
他の選手なら、最初からベタおりしていてもおかしくない。
攻めの姿勢が本当に素晴らしい。
親の亜樹は2回ともダブリーを受けながら失点なし。
東4局(親 黒沢)ドラ 8索
全員ノーテン
石橋、三色の遠い仕掛けに出る。
他の3人が、石橋の仕掛けに対応し流局。
石橋のわけのわからない仕掛けにみんなやられてしまった。
上家の黒沢は、自分の手牌はあっさり捨て石橋に鳴かせないガード戦法。
黒沢ならば石橋の仕掛けにマウントでかぶせに行きそうな雀風だが・・・。
トップ目ならではの対応か?
南1局(親 石橋)1本場 ドラ 中
石橋(ツモ上がり)リーチ ツモ 1000点オール 1本場 100点オール
南1局(親 石橋)2本場 ドラ 6ピン
石橋(ツモ上がり)リーチ 一発 ツモ ドラ1 赤1(満貫)4000点オール 2本場 200点オール
これで、黒沢を抜いて石橋がトップに立つ。
南1局(親 石橋)3本場 ドラ 7索
亜樹(ツモ上がり)タンヤオ 赤1 1000点 500点 3本場 300点オール
石橋、またもや南バックのわけのわからない仕掛けに出るが、
ここでは対応されず黒沢、亜樹も仕掛け前に出て亜樹がツモりあがる。
南2局(親 村上)ドラ 8索
村上(黒沢からロン上がり)ホンイツ 赤1 5800点
親の村上、ホンイツ仕掛けに出て7順目に1萬と西のテンパイ。
直後、石橋が不必要な1萬をつかんだが、村上の一鳴きテンパイを見越したように手牌1シャンテンの手から切らずに回る。
次順、黒沢が西をつかみ村上に放銃。
2着目黒沢ここでの5800点放銃は痛い。
トップとの差が12000点に広がる。
南2局(親 村上)1本場 ドラ 5索
黒沢(村上からロン上がり)リーチ 一発 赤1 5200点 1本場 300点
村上が仕掛けて早上がりに向かう。
黒沢は、三色と一気通貫両天秤の1シャンテン。
テンパイに取れる牌は来るのだが役が見えないテンパイは全部拒否。
最終的に村上のあがり牌1索を3枚使い、高め一気通貫の8索9索待ちテンパイ。
一発で村上がつかみ放銃。
さすが黒沢のセレブ麻雀。
前局の5800点をほぼ取り返しトップ石橋に約6000点まで迫る。
南3局(親 亜樹)ドラ 5索
村上(黒沢からロン上がり)ピンフ 1000点
断トツラスの村上、3着亜樹との点差約20000点ある中7順目ピンフのみのテンパイ。
手替わり待ちダマテン。
黒沢がすぐに放銃。
ここで村上4着受け入れの1000点あがり?
南4局(親 黒沢)ドラ 8索
亜樹(ツモ上がり)リーチ ツモ ドラ2 赤1裏 ドラ1(跳満)6000点 3000点
トップ石橋39100点、2着黒沢31900点、3着亜樹24100点、4着村上4900点
トップから、3着までは順位変動がありそう。
亜樹6順目満貫のチャンポン待ちテンパイが入るが、待ちが悪い為テンパイを外し1シャンテン戻し。
中盤、間6ピン待ちのテンパイになるが、またもやテンパイを外す。
次順、間4ピン待ちのテンパイ。今度はリーチ。
同順、石橋、村上も次々両面待ちの追いかけリーチに出る。
カンチャン待ちの亜樹、分の悪いリーチ合戦だったがツモ。
裏ドラを乗せて跳満。3着からトップ逆転。
1. 亜樹(風林火山) | 38100点 |
2. 石橋(パイレーツ) | 35100点 |
3. 黒沢(雷電) | 25900点 |
4. 村上(ドリブンズ) | 900点 |
亜樹は親番で大物手が入りサクッと上がれる展開が多くまさに省エネ打法。
それに引き替え石橋、黒沢はすごく巧みな麻雀を見せていたが逆転されて2着、3着はきつい。
特に黒沢は、かなり勝負して頑張った印象だが結果3着は本当に残念。