Mリーグ(2018年11月9日 第1回戦)風林火山vs麻雀格闘倶楽部vsABEMASvsフェニックス

2018年11月9日 第1回戦

 

風林火山(勝又健志)VS 麻雀格闘倶楽部(前原雄大)VS
ABEMAS(多井隆晴)VS フェニックス(近藤誠一)

 

個人成績トップの多井登場。チームメイトも連続トップで勢いに乗る。
高宮が初トップを取り波に乗りたい麻雀格闘倶楽部、前原で勝負をかける。
茅森が復調し勢いが出てきたフェニックス。エース近藤は加速できるか?
トップもラスもない勝又。安定感はあるがトップが欲しい。

 

東1局(親 前原)ドラ 5索

勝又(近藤からロン上がり)リーチ タンヤオ ピンフ ドラ1(満貫)8000点

 

東2局(親 近藤)ドラ 9萬

多井(近藤からロン上がり)リーチ ピンフ 赤1 3900点

親の近藤、ダブ東を仕掛けあがりに向かうも、中盤多井から4.7索待ち先制リーチが入る。
近藤、多井のあたり牌4索使い切りテンパイを入れ、間5ピン待ち。
しかし、7索を掴み多井に放銃。

近藤、2局連続放銃。

 

東3局(親 多井)ドラ 9萬

前原(ツモ上がり)ツモ タンヤオ 一盃口 2000点 1000点

中盤近藤が1.4.7萬待ちのリーチに出る。
前原、回りながら一盃口でテンパイ。間6萬ダマテン。
次順、前原あっさりツモ。

近藤、3メンチャンリーチもあがれずつらい展開。

前原は、まわりながらのテンパイからあがりに結びつける技術はお見事。
やはり武器はガラクタリーチだけではない。

 

東4局(親 勝又)ドラ 4萬

勝又 前原 近藤 テンパイ 流局

近藤、中を鳴いて一気通貫、間5萬テンパイ。
親の勝又、中盤カン8萬待ちでリーチに出る。
前原またもまわりながら6.9萬テンパイ。ダマテン。
多井以外の3者が勝負に行くも誰も上がれず流局。

 

東4局(親 勝又)1本場 供託1 ドラ 3萬

多井(ツモ上がり)發 500点 300点 1本場 100点オール

 

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南1局(親 前原)ドラ 中

前原(ツモ上がり)リーチ ツモ 裏3(満貫)4000点オール

全員の配牌で字牌のトイツが多く、捨てハイに字牌が出ない異様な展開。
中盤、前原がテンパイし西北のシャンポン待ちでリーチに出る。
近藤も、白、發など役牌のトイツを持ち粘るが、字牌が出ない状況にオリにまわる。
前原、最後のツモ番で北をツモ上がり。裏ドラ西3枚。

さすが、リーチのみの手が、裏ドラ3枚で親満に化ける。
前原のガラクタリーチの威力はすごい。

 

南1局(親 前原)1本場 ドラ 9索

前原(ツモ上がり)リーチ ツモ 赤2(満貫)4000点オール 1本場 100点オール

親の前原、8順目に5.7ピン待ちシャンポンリーチ。
簡単にツモ。

赤2でなければガラクタリーチそのもの。
連続で苦しそうな待ちをあっさりツモれるとは、驚異的。

 

南1局(親 前原)2本場 ドラ 白

前原 テンパイ 流局

 

南1局(親 前原)3本場 ドラ 8索

前原 多井 テンパイ 流局

 

南1局(親 前原)4本場 ドラ 9萬

多井(ツモ上がり)中 赤2 2000点 1000点 4本場 400点オール

多井、赤2枚、中暗刻の素晴らしい配牌をもらう。
早い段階でドラの9萬を手放すと、下家の勝又が仕掛け満貫テンパイ。間8索待ち。
多井も仕掛け、2.5索待ちテンパイし、次順ツモ。

多井、本場が溜まっているところでのあがりが決まって、2着に浮上。
近藤は箱下になってしまう。

 

南2局(親 近藤)ドラ 白

近藤 テンパイ 流局

 

南2局(親 近藤)1本場 ドラ 4ピン

勝又(前原からロン上がり)タンヤオ ピンフ ドラ1 赤1(満貫)8000点 1本場 300点

全員がなかなかテンパイが入らない中、最終盤多井が仕掛けてテンパイ。
勝又もテンパイし、ダマテン。
同順、おりていた前原、勝又のテンパイに気付かず放銃。

断トツトップ目の前原、流局寸前で満貫放銃は痛い。

 

南3局(親 多井)ドラ 9索

前原(多井からロン上がり)ピンフ ドラ2 赤1(満貫)8000点

 

南4局(親 勝又)ドラ8索

勝又(ツモ上がり)リーチ ツモ タンヤオ 赤1 裏1(満貫)4000点オール

トップ前原56700点、2着勝又26700点、3着多井13900点、4着近藤2700点
縦長の展開になり、着順アップの条件がそれぞれ厳しい状況。

 

南4局(親 勝又)1本場 ドラ 8萬

多井(ツモ上がり)ツモ ピンフ ドラ2 赤1(満貫) 4000点 2000点 1本場 100点オール

トップ前原52700点、2着勝又38700点、3着多井9900点、4着近藤-1300点
多井、3着キープのツモで順位変動なし。

 

前原のガラクタリーチが成功し、リードをした後はダマテンで上がりきる。
前原の麻雀が堪能できた半荘。
近藤は前半、手牌が入っているにも関わらず、放銃や上がれない展開が続き、
ミスをした気配がないのにラス。ついてない日。

 

1. 前原(麻雀格闘倶楽部) 50600点
2. 勝又(風林火山) 33600点
3. 多井(ABEMAS) 19200点
4. 近藤(フェニックス) -3400点

 

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